全国で実施されている主なサイクルトレイン
サイクルトレインは地域によって時間帯や曜日を定めて常設されている路線もあれば、期間限定で実施されることもあります。
沿線でサイクルイベントが行われるのに合わせてサイクルトレインが実施される事例も見られます。
ここでは、全国各地で実施されている主なサイクルトレインを紹介していきます。
BBBASE
BBBASEは、JR東日本千葉支社で実施されているサイクルトレインで、JR両国駅を起点に「外房コース(両国?勝浦)」「内房コース(両国?和田浦)」「銚子コース(両国?銚子)」「佐原コース(両国?佐原)」の4つのコースが用意されています。
指定日時かつ指定駅での乗車・降車が可能になっており、利用は予約制となっており、基本的には土日祝日の朝・夕便が1本ずつ出ています。
車内にはサイクルラックも用意されており、ビンディングシューズでも滑りにくいゴム床を採用するなど、サイクリストのことを考えたデザインが採用されています。
千葉県の房総半島を自転車で楽しみたい方におすすめのサイクルトレインです。
「BBBASE」
サイクルトレインしまなみ号
サイクルツーリズムに力を入れている愛媛県で利用できるサイクルトレインで、期間限定で実施されています。
今治駅から松山駅までを走る「松山便」と、伊予西条駅から波止浜駅までの「西条便」の2つが用意されており、9月14日?10月13日までの間に計15便(松山便11、西条便4)が運行します。
サイクリストの聖地「しまなみ海道」を走って、終着点の今治市まで行き、サイクルトレインに乗って松山駅まで移動して道後温泉で宿泊といったモデルコースも楽しめるでしょう。
「サイクルトレインしまなみ号」
近江鉄道
近江鉄道では、琵琶湖の湖東にある米原駅を始点に貴生川駅までの路線に加えて、高宮駅?多賀大社前駅までの路線にサイクルトレインを用意しています。
毎日運行しており、利用時間内の全ての列車で利用できるのが特徴で、自転車の持ち込み料も無料です。
「ビワイチ」で琵琶湖を訪れた際に便利なサイクルトレインですね。
「近江鉄道」
まとめ
自転車を分解せずに電車に乗れる「サイクルトレイン」について紹介しました。
今回ご紹介した他にも全国で運行しているサイクルトレインは数多くあります。
「TABIRIN:サイクルトレイン」を見ると、全国で実施されているサイクルトレインの一覧が確認できるので、周辺での旅行やサイクリングを検討されている方は是非一度チェックしてみてください。