コラム

ロードバイクの輪行をマスターしてサイクリングをより楽しもう!

ロードバイクの「輪行」を覚えればサイクリングの幅がさらに広がります。行ったことのない道を走るのはサイクリングの醍醐味ですよね。輪行ができればいつもはいかないような場所でも、憧れのサイクリングスポットでも自由に電車を使って訪れることができます。

ただ、輪行をするためには揃えるべきアイテムや輪行の方法、電車に乗るときに意識すべきマナーなど覚えることもいくつかあります。

今回はロードバイクの「輪行」について解説していきます。
輪行をマスターしてサイクリングをもっと楽しみましょう。

輪行とは?

イメージ

「輪行」は電車などの公共交通機関を利用して自転車を運ぶことを指します。

主にJRなどの在来線を利用して「輪行」をする人が多いですが、電車などで移動をする分、普段のサイクリングよりも遠くに行くことができます。

家から出発して100km走るとしても行動範囲は半径50km程度が関の山です。ロードバイクでいろんな場所に行きたいと思っても自走だけでは市を2つぐらいしか跨ぐことができないでしょう。

電車を使えばどこだって行くことができます。

自走だけでは行けないような遠い場所でも、写真でしかみたことがない絶景スポットや憧れのサイクリングロードなど、サイクリングの幅をグッと広げることができるでしょう。

輪行するために必要なアイテム

電車などで自転車を運ぶといってもそのままの状態で改札を通ることはできません。公共交通機関によって、輪行のルールが定められており、例えばJRであれば以下のようなルールが記載されています。

「携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が250センチメートル(長さは2メートルまで)以内、重さが30キログラム以内のものを2個まで持ち込むことができます」

「サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、解体し専用の袋に収納したものまたは、折りたたみ式自転車においては折りたたんで専用の袋に収納したもの」
「JRおでかけネット-持ち込める荷物-」より

ロードバイクを輪行する時は「解体」した上で袋に「収納」しなければなりません。
その上で解体や収納に必要なアイテムがあります。

輪行袋

解体したロードバイクを収納するための「袋」です。
輪行の必需品ですし、これがなければロードバイクを持って改札を通ることができません。

輪行袋にはホイールを固定するためのストラップが付属していることが多いです。

「オーストリッチ 輪行袋」 https://www.amazon.co.jp/dp/B01DBGHOGC

エンド工具

ロードバイクを解体するときに前後輪を取り外して、「サドル後部」と「リアエンド(スプロケット付近)」を下に向けて支えにした状態で自立させます。
その際に、そのままやってしまうとリアディレイラーが地面に押し付けられる状態になり壊れてしまいます。
それを避けるためにリアエンドに取り付けて支えにするためのアイテムが「エンド工具」です。

「オーストリッチ エンド工具(リア用)」 https://www.amazon.co.jp/dp/B075GQVD1X

カバー類

これは必須ではありませんが、輪行時にチェーンやスプロケット、リアディレイラーが輪行袋と接触して汚れたり、破損したりするのを防ぐためにカバー類も揃えておくといいでしょう。

「オーストリッチ チェーンカバー」 https://www.amazon.co.jp/dp/B003Z6PIJE

「オーストリッチ スプロケットカバー」 https://www.amazon.co.jp/dp/B003Z6PHN6

輪行の手順

輪行の大まかな手順をまとめていきます。

付属品を取り外す

駅などで作業ができるだけのスペースを確保し、ロードバイクから付属品を取り外していきます。
輪行時にライトやサイクルコンピューター、サドルバック、ボトルなどがあるとぶつけて破損する可能性があるので忘れないようにしましょう。

ギアを変速する

ロードバイクのギアを「リア:外(トップ)」「フロント:外側(アウター )」に変速します。フロントをアウター にすることで解体時のチェーンの脱落を防ぎます。
リアをトップにするのはホイールを外しやすくするためです。

車輪を取り外す

前輪を取り外し、ロードバイクを上下逆さまにひっくり返します。その状態から後輪を取り外します。
後輪を取り外したらリアディレイラーを「内(ロー)」に変速してください。これはディレイラーを内側に移動させることで物に当たったり、破損したりするのを防ぐためです。
組み立てるときには再びリアを「外(トップ)」に変速してホイール取り付けます。

フレームを固定する

リアエンドにエンド工具を取り付け、「サドル後部」と「エンド工具」が支えになるようにフレームを自立させます。
フレームの左右にホイールを並べて、固定用ストラップを使って縛り付けて固定します。

輪行袋に収納する

輪行袋に解体したロードバイクを収納。持ち手となるストラップを取り付ければ完了です。
あとは、これを担いで改札を通り、電車に乗ってください。着いた先で輪行袋から取り出し、再び組み立てればサイクリングスタートです。

ロードバイクの置き場所や利用時間帯について

イメージ

ロードバイクで輪行するときにはマナーを意識しなければなりません。当然ながら電車では他の乗客もいます。通常よりも大きな荷物を電車に運び入れるわけですから他の人への配慮も忘れてはいけません。
ここでは主に輪行をするときのロードバイクの置き場所や利用する時間帯についてまとめていきます

在来線

在来線であればロードバイクを置くべき位置は一番前か一番後ろの車両の端っこが適しています。中途半端な位置においてしまうと乗り降りする他の乗客の邪魔になってしまう可能性があります。

新幹線

新幹線の場合は車両にもよるのですが車両の一番後ろの席の裏側にあるスペースを使いましょう。このスペースならロードバイクがちょうど収まります。
ここが使えない場合には、デッキに置くぐらいしか選択肢がないのですが、その場合には停車駅ごとに開くドアの反対側にロードバイクを置く必要があります。

また、2020年5月から新幹線への大型荷物の持ち込みが予約制になるそうなので、こちらもチェックしてみてください。

「東海道・山陽・九州新幹線 特大荷物置場の設置と事前予約制の導入について」

混雑しない時間帯を選ぶ

大きな荷物を電車に持ち込む以上、混雑しない時間帯を選ぶのが他の人にとっても、ロードバイクにとっても良いでしょう。

平日朝の通勤ラッシュや帰宅ラッシュ、休日でも場所によっては混雑するでしょう。
ベストは始発付近の電車に乗ることですが、それが無理ならできるだけ混雑を避けた時間帯に乗車してください。

まとめ

輪行をマスターすれば普段は行けない他県のサイクリングスポットでも難なく行くことができます。また、サイクリングのスケジュールに電車移動を組み込めば、走りたいところだけ走って、あとは電車で楽に移動するといったプランニングもできるようになります。
サイクリングの幅をグッと広げる「輪行」。ぜひやってみてください。

コラム一覧