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寒い冬は室内でサイクルトレーナーを使ったトレーニングがおすすめ!オフシーズンも体を鍛えよう!

これから迎える寒い冬。気温の低下とともにロードバイクに乗る機会も減ってくるのではないでしょうか。
「寒くても俺は走る!」と季節関係なく走れる人もいますが、多くの方は外出するのが億劫になる季節です。しかし、冬のオフシーズンに全くロードバイクに乗らないと体が鈍ってしまいますよね。

そこでおすすめなのが「サイクルトレーナー」です。
サイクルトレーナーがあれば室内でロードバイクに乗ることができ、定期的なトレーニングも行えます。

今回はサイクルトレーナーの種類やそれぞれのメリット・デメリットなどを詳しく紹介していきます。

サイクルトレーナーの種類とメリット・デメリット

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サイクルトレーナーには主に「リムドライブ」「タイヤドライブ」「ダイレクトドライブ」「3本ローラー」の4種類があります。
それぞれ仕組みやメリット・デメリットが異なるため自分に合ったものを購入しましょう。

リムドライブ式

「リムドライブ式」はリアホイールをサイクルトレーナーに固定し、リム部分に負荷をかけて使います。ロードバイクを完全に固定して使用するため初心者でも恐怖心なく使え、このタイプには価格がリーズナブルなものも多いです。
コンパクトに折り畳めるものも多く、最初に購入するサイクルトレーナーとしてはぴったりなタイプですが、リムに負荷を与えて使用するため、摩耗に注意しなければなりません。

【メリット】
・価格が手頃
・安定感抜群
・静音性○
【デメリット】
・リムが磨耗する

タイヤドライブ式

「タイヤドライブ式」はリムドライブ式とほとんど同じ仕組みで、違いとしては負荷を欠ける部分が「リム」から「タイヤ」というぐらいです。
メリットとしてもリムドライブ式と共通しており、使用するとタイヤが摩耗します。

【メリット】
・価格が手頃
・安定感抜群
・静音性○
【デメリット】
・タイヤが磨耗する

ダイレクトドライブ式

「ダイレクトドライブ式」はトレーナー自体にスプロケットが取り付けられているため、リアホイールを取り外してセットします。リムやタイヤに負荷がかからないため、パーツの摩耗を防ぐことができますし、静音性は最も優れています。
ただダイレクトドライブ式はその他のタイプと比べて高価なものが多く、トレーナー自体が大きいため収納性には優れていません。なので、室内トレーニング用のスペースをしっかり確保できている人向けのタイプです。

【メリット】
・安定感抜群
・静音性◎
・リムやタイヤが磨耗しない
【デメリット】
・高価
・サイズが大きい

3本ローラー

「3本ローラー」は上記3タイプとは全く異なるタイプのサイクルトレーナーです。こちらはロードバイクを固定することなく、合計3本(前1本後2本)のローラーの上に乗って走ります。
車体を固定せず、支えもなく走るのでバランスをとるのが難しく、転倒のリスクなどもあるので初心者向きではありません。また、静音性も固定式に比べると劣ります。
ただし、より実走に近い状態でトレーニングを行うことができるというメリットもあります。リムやタイヤの摩耗も防げますし、バランスをとりながら走れるので飽きにくいです。
【メリット】
・実走に近い状態で走れる
・リムやタイヤが磨耗しない
【デメリット】
・静音性×
・安定感×

サイクルトレーナー用のアイテムを用意しよう

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サイクルトレーナーを購入して室内トレーニングを始めるなら、その他のアイテムも購入しておきましょう。
ここではサイクルトレーナー用に購入しておくといいアイテムを紹介します。

サイクルトレーナー用タイヤ・ホイール

「リムドライブ」「タイヤドライブ」のサイクルトレーナーを購入するなら、それ用のタイヤもしくはホイールを用意しておきましょう。普段サイクリングなどで使っている物でもいいのですが、トレーニングによってタイヤが磨耗すればパンクの原因にもなりますし、リムの摩耗は制動力の低下を招きます。
高価なタイヤ、ホイールを普段使っているなら、サイクルトレーナー用に安いものを買っておいた方がいいでしょう。

マット

サイクルトレーナーを直接床に置いた状態で行うと、汗や汚れなどが落ちてしまいます。それを防ぐためのマットを購入しておきましょう。床の傷防止や防音効果があるものだと尚のこといいです。

マグライザー

「マグライザー」とは前輪を固定するためのアイテムです。また、サイクルトレーナー使用時は後輪を持ち上げた状態になるため車体を巣塀に維持するためにもこれが必要です。
サイクルトレーナーに付属している場合もあるため別途購入する必要がないこともあります。

Zwift対応のスマートトレーナーなら室内トレーニングをより楽しくできる!

オンライン上の仮想空間と連携したサイクリングサービス「Zwift」。サイクルトレーナーでロードバイクを漕ぎながら、画面上の街中などを走ることができます。
このサービスを使うと室内でのトレーニングがより楽しいものになるのですが、利用にはZwiftに対応した「スマートトレーナー」が必要です。

通常のサイクルトレーナーでもプレイ自体はできるのですが、スマートトレーナーだと画面内の坂道などと連動した負荷調整を自動的にやってくれるなどよりリアルな走行感で楽しめます。

https://zwift.com/ja/

まとめ

冬は室内トレーニングメインで体力を維持させながら春のシーズンインを迎えるのが理想的ですね。そのためにも室内トレーニングで使えるサイクルトレーナーを用意しておきましょう。
それぞれのタイプごとに特徴が異なるので、より自分に合ったものを選んでみてください。

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