コラム

ロードバイクのメンテナンスについて

ロードバイクにはメンテナンスが欠かせません。メンテナンスが十分ではないロードバイクは見た目も悪く、性能面でも劣化していきます。大切な愛車をキレイかつ快適に乗り続けるためにも定期的なメンテナンスが必要です。

今回はロードバイクのメンテナンスについて「自分でできること」「プロに任せること」などを詳しくまとめていきます。

ロードバイクは全てのパーツにメンテナンスが必要

ロードバイクは全てのパーツにメンテナンスが必要

ロードバイクは数多くのパーツが1つ1つ組み合わさることによって成り立っています。
1つ1つのパーツは当然消耗品なので、寿命がくれば交換の必要がありますし、寿命を伸ばすためにも定期的なメンテナンスが必要となります。

そういう意味では、ロードバイクは全てのパーツにメンテナンスを行う必要があるといえます。

ただ、日常的に自分の手で行える範囲には限界があります。下手にパーツをいじってしまうと故障の原因にもなります。特に、ブレーキやギアなどのコンポーネント系の部品に関しては細かく調整をすることによって正しい機能を発揮することができるため、素人が気軽に触れるものではありません。

ロードバイクのメンテナンスにもさまざまな種類があり「自分の手でも簡単にできるもの」から「プロに任せた方がいいもの」まであります。

もちろん人によって自分にできることの範囲は異なりますが、確実に言えるのは「できないことはプロに任せる」ことです。

自分の手でも簡単にできるメンテナンス

では、自分の手で簡単にできるメンテナンスとはどれぐらいのことを言うのでしょうか。
ここでは初心者でも最低限身につけておきたいメンテナンスを紹介していきます。

車体、チェーン、ギアの洗浄&注油

ロードバイクで走ると車体全体が汚れます。汚れをそのままにしておくと見た目にも悪いですし、カーボンフレームだと劣化の原因にもなってきます。コンポーネント類も黒く汚れてしまうため性能が落ちたり、不具合が生じることもあるでしょう。

なので、車体やチェーン、ギアなどの洗浄は欠かせません。

やり方自体は非常に簡単で車体に関しては、まず簡単に泥や砂をブラシなどで落とし、パーツクリーナーをかけたウエス(いらない布)で汚れを拭き取っていくだけです。

チェーン洗浄については、「チェーンディグリーザー」という洗浄液をを使います。やり方は色々ありますが、こちらも洗浄液をウエスにかけ、チェーン全体、スプロケットなどをキレイに拭いていきます。

汚れを拭き取ったら、洗浄液が乾くのを待ち、チェーンオイルを注油します。オイルを入れないと潤滑性が失われたままになってしまうので必ずやっておきましょう。

ロードバイクに乗る頻度にもよりますが、これらのメンテナンスを1?2週間おきぐらいにやっておけば愛車をキレイに保つことができます。

タイヤに空気を入れる

ロードバイクはタイヤの空気圧に敏感な乗り物です。適正な空気圧に設定されていないだけで乗り味が変わってきますし、空気圧が高すぎても低すぎてもパンクを引き起こす原因となってしまいます。
なので、空気圧メーターがついた空気入れ(フロアポンプ)を購入して、自分で空気を入れるようにしましょう。
これは乗車前の習慣にしておくべきです。

簡易点検

乗車前などにロードバイクに異常がないかをチェックしていきましょう。プロのように部品を1つ1つ細かく見ることはできませんが、初心者でもある程度のチェックはできます。
例えば、ブレーキに異常がないか、ブレーキシューはすり減っていないかは簡単に確認できます。
ギアチェンジで違和感などがないか、緩んでいる部品はないかなど、全体的にチェックをしてから乗るようにしてみましょう。

簡単なパーツの交換

ロードバイクのパーツは複雑に成り立っているものもあれば、簡易工具1つで簡単に交換できるものまであります。
人によって交換できる範囲には差がありますが、タイヤ交換ぐらいはできておくと走行中のパンクにも対応できるので便利です。

タイヤ交換には「タイヤレバー」「替えのチューブ」「空気入れ」が必要ですので揃えておきましょう。

その他にも、ブレーキシューやバーテープ、ペダルなど割と簡単に交換できるパーツもあるので、乗り慣れていく中で覚えていくといいでしょう。

AXISではあらゆるメンテナンスに対応しています

AXISではあらゆるメンテナンスに対応しています

AXISでは、ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイクのメンテナンスにも幅広く対応しています。
お買い上げになったバイクの相談や違和感などがあればお気軽にご来店ください。

当店では、HP内にメンテナンスの工賃表を掲載しています。

「メンテナンス料金」
https://www.bicycle-axis.com/price/

ブレーキシューの交換からオーバーホールまで、作業ごとの工賃が細かく設定されていますので、来店前にご確認ください。

また、メンテナンスだけではなく、ポジション調整やメンテナンス講習も実施しています。ロードバイクに乗る中でわからないことや不安なことがありましたら、ぜひご相談ください。

まとめ

ロードバイクに乗るならメンテナンスも含めて楽しめるようになる方がいいでしょう。やはり乗り続けるならキレイなロードバイクの方がいいですし、できるだけ性能は維持したいですよね。
初心者でも簡単にできるメンテナンスもありますし、わからないことはプロに任せてしまうのが無難です。
定期的なメンテナンスであなたの愛車をキレイに保ちましょう。

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